新年度が始まった

 

新年度が始まった。

 

私の部署は何にも変化がなく、全く新年度感が無いのだけれども、新入職員があいさつ回りに来たりして、あぁ新年度が始まったんだなぁと思ったりもした。

 

実は私個人としては変化がありまして、臨時職員から嘱託員という位に上がりました。

「正職員になりたい!嘱託員じゃなくて正職員になりたい!」と上司に散々駄々をこねてみたのだけれど上司や人事からは、「まぁまぁ」となだめられて、この法人では人事制度がどうだのあーだの言われて、とりあえず結論としては「嘱託員として頑張ってね」って言われて、渋々受け入れることになりました。私は組織に忠実な犬なのです。

 

この嘱託員制度というのも謎の制度で、少なくともうちの職場では、正職員と嘱託員でやっている仕事内容は何にも変わらないのだけれど、給料やボーナス、退職金の有無などに差があったりする。

 

「同一労働同一賃金に反しているぞ!違法だ!」と心の中では野党のヤジ並みに反対声明を声高らかに謳っているのだが、上司を前にすると「おちごとがんばりましゅ…。」と縮こまっている。

 

でも一応嘱託員に上がったことで雀の涙程度ではあるがお給料も上がったし、何より振替休暇を得られるようになった。

 

私は毎月土曜日に一度、半日か一日勤務する日がある。嘱託員と正職員はその出勤日に対して振替休暇が与えられるのだが、臨時職員には与えられない。

正職員と嘱託員は固定給なのに対し、臨時職員は時給制なので「振替休暇を与えちゃうとお給料安くなっちゃうでしょ」という人事の粋な計らいでそういうことになっているらしい。全然嬉しくない。

 

私はお金よりも仕事を休みたい、だらだら生きていきたい、だけどやっぱりお金も欲しいという底辺を地で行くスタイルなのだ。

米津玄師もKICK BACKの中で「幸せになりたい、楽して生きていきたい」と歌っていたがまさにそういうタイプの人間だ。

 

そういうわけで土曜日の出勤に対し振替休暇を得られるようになったのは非常に大きい。休みが増えることに繋がるからだ。

 

それにしてもうちの法人は給料が安すぎる。労組のチラシみたいなものが定期的に配られ、そこには「賃上げしろー!」とかちょっと関わりたくない政治的な、それもリベラル寄りな内容が書かれているのだけれど、その中で「この法人に対する不満」というアンケートの結果という記載があった。

給料が安いという不満が95%もあって笑った。

 

私も同様の不満を常に抱いているのだが、この給料で一人暮らしなんてとてもじゃないけど無理だ。一人暮らししている人が結構いるのだけれどよく生活できるなって思う。職員同士で結婚している人もいるんだけど、どれだけ節約しているんだろうと思ってしまう。節約術教えてください。

 

かくいう私は今日も元気に子供部屋おじさんをやっていて、母に「34歳のおじさんーご飯できたよー」と呼ばれれば「はーい」と声高らかに返事をしてドタドタと階段を駆け下りている。

 

そんな無能な私だけれど、仕事ぶりを評価してもらえたのか、臨時職員から嘱託員に上がるスピードは最速だったらしい。最速で2年間勤務した次の年度の4月から嘱託員になれるんだけど、私はそれに該当した。めちゃくちゃ速くて3年、5年たっても臨時職員の人もいるらしいので、そう考えれば早いんだなって思う。あんまり実感ないし無能であるという事実は変わらないんですけどね。

ちなみに私が5年たっても臨時職員のままなら転職すると思います。

 

それでも公務員を辞めてから1年間ニートしていたからお給料を頂けるありがたみみたいなものは人一倍感じているし、なによりちょっとでもランクが上がるってのは認められているんだなって思えるので素直に嬉しい。

 

でもChatGPTに「34歳でこの給料って安い?」って相談したら「安いので生活は苦しいと言えるでしょう。」って言われてちょっぴり凹みました。

 

新年度早々愚痴みたいなブログになってしまったけど、自分の中にある心の毒素みたいなものが抜けてよかった。

 

あとブログ初めて5日経つんだけど累計のアクセス数が100を超えましたってはてなブログさんから連絡が来て嬉しかったです。

アクセス数が増えたり、ツイッターでいいねを押してもらえると心の中で「やったね」と思いながらニヤニヤしています。

こんな駄文でも読んでもらえると思うとテンションが上がります。今日も始業前にアクセス数をチェックしたら昨日よりも増えていたので、ハッピーで埋め尽くしてレストインピースまで行きました。そして気づいたら残業していました。悲しいね。

 

取り留めのない日記になったけど書いていてすごい楽しかった。この楽しいを大事にしたいなと思うと同時に、今年度も楽しく生きていきたいと思いました。