今年度から嘱託員になったということで、上から「診療情報管理士という資格を取りませんか？できれば取って欲しい。」と言われた。
資格取得には今年の7月から始まるe-learningを2年間受けて再来年の3月に行われる認定試験に合格すると資格を取得できるらしい。
その受講料と受験費用とか諸々全部職場で出すから取って欲しいとのことだった。
だけどその受講料払ってあげるから、代わりに資格取得から2年間は退職しないでねってことを言われた。
正直どっちでもよかった。何にも資格らしい資格を持っているわけではないし、これを機に取ってみてもいいかなと思う反面、受講期間で2年間、資格取得して2年、合計で4年間も拘束されるのかよって思うとうーんと考えた。
上司に「もし取得して、やむを得ない事情で退職するようなことがあった場合はどうなりますか？」と確認したところ、あくまで奨学金という形で出すので返済してもらうとのことだった。
まぁ金で解決できるなら別にいいかと思って受講することにした。
ただ色々と思うところもあって。
この資格を取ったところでうちの法人から資格手当は出ない。じゃあ何のために取るの？と聞かれたら私自身も答えられない。暇つぶしに勉強したかった、何かしらの資格を取りたかったから、上からそう言われたから、そんな感じでしか答えられない。
はっきり言って自分でもなんて非合理的な選択をしているのだろうと思う。周りの人でこの資格を取得している人もいれば、試験合格に向けて努力している人もいるのだけれど、何でこの人たちは資格を取ったり、資格を取ろうと思っているのだろうと考えたこともある。でも何となくそれを聞くのは憚られるような気がして、聞くに聞けないでいるのだ。
ちなみに私が今やっている仕事はこの資格が無くても普通にできる。資格を持っている人も持っていない人も同じように仕事をする。
そして資格を取得したところで何にも関係ない部署に異動させられる人もいる。資格を取ったと思ったのに、その知識を活かされることもない仕事をさせられるのだ。
幸い私は今のところ異動させられる立場にはないので別にいいのだけれど、資格をせっかく取ったのに「じゃあ異動ね」といわれたら「いやいやちょっと待ってよ」って言いたくなる。
私はこの法人に対して言いたいことが山のようにあるのだけれど、組織に忠実な犬なのでなんだかんだ従っている。
でもせっかく資格取得するって決めたからには取りたい。やるからには頑張ろうと思った。
さっそくe-learningの申込みをしようと思ったら顔写真が必要と言われて出鼻をくじかれた。そんなものは用意していない。必要なら先に言ってくれ。応募の段階でめんどくさいと感じてしまった。
とりあえず顔写真を取って応募するという作業を頑張ろうと思う。悲しいかなこんなことを頑張ろうと思っている時点で本当は資格取得をめんどくさいと感じているんだろうなと思っていることに気が付いてしまった。
診療情報管理士の試験合格に向けてというブログのネタもかけるかもなと思ったので試験勉強もたまには頑張ります。
あと過去問が一切公表されていないため、情報がほとんどない試験なので、情報があれば随時求めます。
この試験に限らず勉強する意欲は割と高まっているので、何か新しい勉強を始めたらブログのネタにしようかなと思った今日この頃なのでした。
